第212話 最も確実に業績を上げる方法が「足元」にある
2024-06-11
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大手企業の業績が良いのはよく分かります。優秀な社員がいる、商品開発力がある、営業力がある。それに比べて当社にはそれがないと嘆く中小企業の経営者は多いでしょう。そのため、大手企業のように業績を上げることは難しいと考えてしまいます。
しかし、ないものはないのです。ないものに目を向けても何も生まれません。中小企業には中小企業の業績の上げ方があります。それは「社員によって成果が違うこと」に注目することです。
社員の中には、高い成果を上げている社員もいれば、なかなか成果を上げられない社員もいるでしょう。このように社員によって成果が違うのはなぜでしょうか。やる気の違いでしょうか? そうではありません。成果を生み出すプロセスの違いです。
今から3分かけて、自社に存在している成果の高い社員が「やっていて」成果の低い社員が「やっていないこと」を3つ書き出してみてください。
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3分で全て書き出せましたか? 今回書き出したことを、成果を上げられていない社員に説明し、実際にやってもらいます。その結果は推して知るべしです。
成果の高い社員がやっていて、成果を上げられていない社員はやっていない。この違いが分かれば、この厳しい経営環境の中でも業績を上げることができます。業績を上げるポイントが自社の中にあるのに活用していないのは「もったいない」と思わないでしょうか。
この違いを全ての社員に教えればいいのです。そしてそれを少しでもできるようになったら、「成長した」と認めてあげてください。今まで成果を上げられていなかった社員も、小さくとも成果を上げることができたでしょう。
「やることさえやれば必ず成果が上がる」と気づいた社員は、継続して取り組むようになります。その結果、社員はやがて大きな成果を上げられるようになるのです。
これは真実です。決して予測ではありません。成果の高い社員と低い社員の違いをはっきりと明確にし、その違いを埋めればいいのです。これにより、会社の業績はどれほど上がるか、単純な計算も可能です。この取り組みをしただけで、大きく売り上げを伸ばした会社が続出しています。
もし、このやっていることの違いがうまく書き出せなかった方がいましたら、ぜひ成長塾にご参加ください。新しいことを社外に学ばなくても業績を上げることができます。
成長塾では優秀な社員がやっている「重要業務」を可視化し、全ての社員にこの重要業務を共有化しながら教え合う組織をつくっていきます。会社は継続的に成長し業績を高めていきます。そして、継続的に業績を上げていても、組織の中は明るく元気で楽しい雰囲気にすることができます。
この成長塾に参加いただき、この厳しい経営環境を乗り切ってもらいたいと思います。
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