第80話 オリンピックメダリストと優秀な社員の意外な共通点とは!
2021-09-07
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東京2020オリンピックで日本が獲得したメダルは過去最多の数になりました。あらゆるメディアにメダリストたちのインタビュー記事が掲載されていますが、その記事を読むとある共通点に気がつきます。
それは、メダリスト全員が「オリンピックに出場したい」「オリンピックでメダリストになりたい」と目標を立てていたことです。アスリートにとっては夢のような高い目標です。多くは、最初から「無理」と諦める人が多いでしょう。
高い目標を掲げたアスリートは、その高い目標に向かって、通常では考えられないような練習を休まず続けてきたことでしょう。それを「辛いか?」と聞かれれば「辛い!」と言うに決まっています。しかし自分の目標に到達するために、その必要な練習を懸命に続けてきました。
そして彼らがメダリストになったときのインタビューで同じように口にするのが、「このメダルが多くの人たちの勇気や元気に繋がれば嬉しいです」という言葉です。
つまりメダリストたちは、当初は自分のためにという目的で始めたとしても、そのメダル獲得が様々な人たちの勇気に繋がってもらうことを望んでいたのです。メダルは自分のため(自利)だけでなく多くの人のために(利他)という目的がそこに垣間見えます。
その感動の話を聞きながら「私も頑張ろう!」と思っている人は多いでしょう。
しかしこの話題を企業内で考えるとどうでしょうか。
企業の中で「金メダル(高い目標)を獲得したい」と思っている社員はどれくらいいるでしょうか。いえ、それ以上に「自分の40年後の最終ゴールは何であるか?」を明確に決めている社員はどのくらいいるでしょうか。その目標を決めている社員がいないとすれば、それは企業が社員の目標について説明していない結果だと考えざるを得ません。
社員は企業の中で一般職層、中堅職層、管理職層へと成長していきます。なぜその成長が必要なのでしょうか。最後は管理職層にまで成長して、経営者と一緒にこの企業を通じて世の中に大きな貢献をするためです。
その壮大な目標があることを説明していない会社がとても多いと感じています。実際に中小企業であれば、そこまで到達できる確率は大手企業以上に高いのです。
ところがそれを阻害している制度があります。それが目標管理制度です。あなたの会社がもし目標管理制度を導入しているとすれば、社員の目標は信じられないほど「低い」という現実を知っているでしょう。
1年間の目標が低い社員は、40年間の目標も当然高い目標を掲げることはないでしょう。これでは社員は成長することはありません。そしてその企業も発展することはないでしょう。目標管理は社員を駄目にしている制度だということに早く気がつく必要があります。
この問題を一挙に解決するのが成長シートを使った目標管理制度です。成長シートがあれば、社員はその最終ゴールである40年後の目標を知ることができます。そして自分の人生を考えるようになるでしょう。ぜひ3階層(一般職層・中堅職層・管理職層)の成長シートを使って社員の40年後の目標を教えてあげてほしいと思います。
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