第78話 新型コロナは収束前でも打つ手が我が社にある

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第78話 新型コロナは収束前でも打つ手が我が社にある

2021-08-24

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この新型コロナの感染が広がっても、1年ぐらいで収束するだろうと考えていた方もいたかもしれません。それは、ワクチンができれば一気にこの問題が解決すると思えたからです。ところが問題は1年で収束するどころか、依然として新型コロナの感染は拡大の一途です。先が見えないと考える経営者が最近一気に増えました。

しかし、経営者は先が見えないこの環境でもしっかりと手を打つことができます。1年後にどうなるかは分からないとしても、今の社員の成果に違いが出ているからです。

組織原則2:6:2がありますが、これは全ての会社に共通していることであり、そして今後もその原則はなくなることはありません。それは常に、組織の中には ――相対的な評価にはなりますが―― 優秀な社員が2割いて、まあまあの社員が6割いて、これからだという社員が2割いるからです。この新型コロナ感染が始まる前も、始まってからも、そして今現在もこの組織原則があることを忘れてはいけないのです。

社員の中に成果の高い社員がいるのであれば、その社員はなんとこの環境に合わせて成果を上げているのです。ところが、その成果を上げている社員が「何をして成果を上げているか」を把握している会社は少ないのが現実です。

マネジメントの本来の役割は、全ての社員を優秀にすることです。それであれば、成果が上がっている社員は何をしているのか。逆に、成果の上がっていない社員が何をしていないのか。これを大至急まとめることです。

会社全体の業績の低下に悩んでいたとしても、高い成果を上げている社員が「何をしているか」さえ分かれば、マネジメントしている上司はその内容で自信を持って他の社員を指導することができます。それは今のこの同じ環境の中で成果を上げていることが事実としてあるからです。

先行きが心配であることを悩んでいても1つも良いことがありません。悩みに時間を費やすことよりも現状の組織の中を見てください。

成長塾を修了して人事制度を運用している企業は、この現状で優秀な社員のやり方をまとめて「チャレンジシート」という名前をつけて取り組んでいます。成長シートであれば最低でも3か月間はその内容を維持することが必要ですが、チャレンジシートは新しいことをやって成果が上がれば、すぐにそれを組織全体で確認して、チャレンジシートの内容を変えます。

日々成果を上げるやり方が変わる。
それほどまでに環境の変化が激しいこの時代においては、その方法に変革しなければなりません。かつてない影響を受けている中で、全ての社員に今何をやって成果を上げたらいいかという情報の共有化は、上司にとってはとても重要なことです。

今、成果上がっている社員が何をしているか全社員で調べ、共有化をしてください。きっと明るくこの現状を打破するポイントが見えてくるでしょう。



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