- 業績が悪くなってきたにもかかわらず、昇給・賞与を求められる…
- 成果の高い社員が、仕事のやり方を他の社員に教えていない…
- 新規事業に手を挙げる社員がいない…
- 新しいことにチャレンジする社員がいない…
- 自分の事しか関心がなく、社員同士の協力関係がない…
- 会社に対して不平不満が多すぎる…
この問題は、「テレワーク社員の評価が上手くできなかった」という程度で終わることはありません。テレワーク社員の不平不満が少しずつ蓄積されていき、やがて「社長、話があります」ということに発展します。
今後、新型ウィルスの影響が完全に無くなり、全員が元の環境に戻って仕事をできることが約束されているならいざ知らず、多くの企業でテレワークが今後も継続して行われるだろう現状でこのままこの問題を放置することはできません。
あなたはどのように答えるのでしょうか?
「上司は私の仕事を見ていないのにどう評価するのですか?」
「昇給・賞与はどうなるのですか?」
この質問に答えられる上司は一人もいません。だから問題なのです。
その答えが出せないまま、ただ時間だけが通りすぎていくとどうなるか。多くの経営者がいずれ「先生、大変なことが起きてしまいました……!」と私に相談に来ることになるでしょう。
人事の問題はいつもそうです。問題が発生してから失敗したことに気づき、何とかしなければと慌てて動き出すのです。ただ、失敗してからでは遅すぎます。あなたもこれまでと同じことを繰り返しますか?このままでは早晩、「やってもやらなくても同じか…」と考える社員が生まれるようになってしまいます。
そういう思いにさせたら、その先の社員の行動は、あなたの心配通りです。生産性がみるみる落ちていくでしょう。誰も見ていない自宅で、内緒で副業に勤しむ社員も出てくるでしょう。上司も他の社員もそれに気づくことはありません…
多く発生しています。
そしてこの問題には大手企業でも解決の方法は見つかっていません。
他社の成功事例を探そうとしても無駄です。テレワークをしている社員の仕事の内容は会社によって全く異なるからです。どこかで1つの事例が公表されたとしても、自社のテレワーク社員と内容が同じことはありませんし、参考にできず、「ウチとは全く違う」とがっかりすることになるでしょう。そして、「他にウチにぴったりの事例はないだろうか……」とさまようことになるでしょう。
もし、「このような頭を抱えるテレワークこそが、過去の人事上の問題を解決する大チャンスです」と申し上げたらあなたはどうしますか?
例えば、以前から多くの会社でこのようなことが起きています。
「社員同士の協力関係がない」
「社員が業績に関心を持っていない」
「社員が新しいことに挑戦していない」
ここまで問題が具体的になっていれば解決方法はたった1つであり、そして実は簡単です。
まずは、テレワークの社員の成長シートをつくることです。そして、テレワークの社員が評価に納得できる状況をつくることです。処遇の決め方はどうするのか?それは成長シートをつくってから取り組めばいいことです。取り組みには正しい手順があります。ほとんどの専門家やコンサルタントはこのことを知りません。
人事制度構築実績数(2020年11月まで1291社構築)の日本一の私、松本順市だから分かります。
『この新型ウイルスの影響を受け業績が悪化したときの昇給・賞与の支給の仕方はどうすればよいのか?』
実は経営者が最も悩んでいることはこちらのほうでしょう。ただし、社員が納得するような昇給・賞与を決めることはできない会社がとても多いのも事実です。そもそもこの環境で活用できる成長シートが無いからです。
成長シートは通常、優秀な社員をモデルにして作ります。この環境に適応して成果を上げる社員が出るまでは、何が優れているのかを確認することはできません。
つまり、社員が納得する成長シートはできないということです。
ただし、この厳しい環境の中でも、業績を上げることは可能です。全員が同じように成果が落ち込んでいるわけではないからです。組織原則2:6:2があります。
必ずといっていいほど、上の2割の社員がその環境に合わせて今までの行動を変えています。「改善している」という言い方もあるでしょう。「挑戦している」という言い方もあるでしょう。それをタイムリーに成長シートに盛り込んでいけばいいのです。
経営者はもう心配は無用です。
優秀な社員が、成果の上がる業務や知識・技術を他の社員に教えていくことになるからです。これが成長シートの最大のポイントです。
成長シートに優秀な社員がやっていることをまとめ、その内容について優秀な社員が教え、教えられた社員が諦めずに取り組んだら……全社員の成長点数が増えます。全社員の成長点数が増えたら、間違いなく業績が上がるでしょう。
そしてそうなったときに、会社の業績はどのような環境でも上げることができることをみんなが知ります。
業績が悪ければその昇給・賞与の金額が減る。これは経営者にとっては当たり前の事実です。ただし社員にとっては「なんとなくわかっている」ことでしかありません。
昇給・賞与を決める際の最大の要因は会社全体の業績ですが、ではどの業績を見て経営者がどのように昇給・賞与の原資を決めているのか、このことを経営者が説明できていないからです。
実は、経営者もこれまでの経験から来る勘でそれを決めていることがほとんどです。自身でもはっきりとは説明できないのです。だからずるずると説明を先延ばししています。
経営者の勘は素晴らしいものです。この勘が素晴らしいから、会社は存続発展してきました。そしてこの勘は、計算式に落とし込むことが可能です。計算式にさえしてしまえれば、自信を持って説明することができます。
計算式を発表する絶好のチャンスです。
日本だけでなく、世界全体でこれほどコロナの影響で業績が落ち込んだことは、私たちが生きている間では初めてのことでしょう。だからこそ、会社の業績が下がっていることを、社員は受け入れざるを得ません。そして、会社の業績が上がらなければ昇給・賞与の原資も増えず、昇給・賞与の原資が増えなければ昇給・賞与自体が増えないのだということも受け入れやすいときなのです。
そしてその業績を上げるために成長シートがあること、成長シートで教え合うことが大切だということも、今ならすんなりと受け入れられるでしょう。
また、社員が現状維持ばかりで新しいことに挑戦しないと、この新型ウイルスの問題が発生する前から相談があります。社員は評価されるように育ちます。大切なのでもう一度言いますね。社員は評価されるように育ちます。社員にそのように行動させた評価が社内に存在するのです。
記憶にないでしょうか。失敗した社員のマイナスの評価。場合によっては失敗による昇給・賞与の減額。挑戦に対するマイナスのイメージ。新しいことへの挑戦は、自分の処遇に決してプラスにならないどころか損になる。挑戦はしないほうがいい。失敗のマイナス評価がそんなイメージを密かに組織全体に広めてしまっているのです。
それでは、この新型ウイルス影響下で「挑戦してください」と言っても、「はい、そうですか」と社員が動くことはまずありません。ですからどんな環境でも挑戦する社員をつくる仕組みが必要です。
そのために必要なのが、失敗してもマイナス評価しない仕組みです。これをつくり説明しなければなりません。成長シートがあればその方法は簡単です。
終わることはないということです。
今は、経営者も社員も心配しながら仕事をしているでしょう。はっきりしていることは、新型ウイルスの影響は短期間で終わることはないということです。1年以上はかかります。2024年まで影響があると言った経営者もいます。
1年以上この影響を受けると、大手企業も含めた日本企業の50%以上の企業は資金ショートすると言われています。もう黙っているわけにはいきません。
すぐに成長シートの作成に着手してください。これが今後の事業再生の大切な仕組みとなります。評価の仕組みを変えなければ、社員は絶対に動きません。評価を約束されていなければ社員は動きません。ですから成長シートをつくる前に、最初から失敗しないつくり方を学んでください。
この成長シート、これが新しい時代の人事制度の中核をなすものです。新型ウイルスの影響を受けても、不況が来たとしても、ビクともしない経営をするための土台作りとしての成長シートをつくり、新しい時代の人事制度をつくりあげてください。
そのためのセミナーを開催します。
今回はもっとも大事なことを2時間で一気に集中して押えていただくセミナーのために、成長シートのつくり方のポイントを説明します。
人事制度があっても現状を理解していないために、密かに社員が徐々にダメな社員になっていることすら気がつかない。そんな危険な状況があります。
これからの日本は、環境に適応できる強い社員を育てるために人事制度の見直しが必要です。その一番大事なエッセンスを、2時間で説明をいたします。忙しい経営者も、2時間であれば一気に理解することができるでしょう。そしてこの環境に適応できる会社となってもらいたいと思います。
※個人の感想であり、実感には個人差があります
「10年間悩んでいた悩みがこのセミナーですっきりしました。」
人事制度が運用できないのは当社の能力不足ではありませんでした。10年間悩んでいた悩みがこのセミナーですっきりしました。二度と失敗しない方法が見つかり目からウロコです。(小売業:従業員数200人 O社長)
※個人の感想であり、実感には個人差があります
「やっと本物に出会えました。」
どの人事制度にしようか選択するため松本先生のセミナーに参加しました。この「選択」が失敗の原因だったとは驚きです。やっと本物に出会えました。(建設業:従業員数25人 T専務)
※個人の感想であり、実感には個人差があります
「人事制度は1社1社違うこと、その通りですよね。改めて新鮮な内容でした。」
人事制度は1社1社違うこと。業種が同じでも人事制度は同じにならないのですね。松本先生のセミナーはとても新鮮な内容でした。(飲食業:従業員数43人 M社長)
※個人の感想であり、実感には個人差があります
「こんなに分かりやすい人事制度は初めてです。」
こんなに分かりやすい人事制度は初めてです。松本先生のセミナーは難しい言葉が一つも出てこない。とても分かりやすく、だから運用できるのですね。(サービス業:従業員数15人 U社長)
※個人の感想であり、実感には個人差があります
大学3年生のとき、当時3店舗しかなかった街の鮮魚店「魚力」に、同社初の大学生アルバイトとして入社、社長の参謀役として社長室に勤務する。3年後に正社員となり、当時、残業が多く社員の定着率が悪かった同社の労働環境改善に取り組む。
いわゆる「5K職場(きつい・危険・汚い・休日が少ない・給料が安い)」といわれる鮮魚小売業界にて、業績を上げながら、業界初のサービス残業ゼロ、完全週休2日制を実現。社長とともに構築した<社員の成長を支援する人事制度>が原動力となって、16年後には年商3億円から175億円へ、労働分配率67%から37%へと成長し、業界一の高収益企業となる。その後、東証二部(現在は東証一部)に上場。
1993年、人事コンサルタントとして独立。株式会社ENTOENTO代表取締役。
現在、中堅・中小企業に正しい人事制度を広めるために全国を飛び回っている。過去16年間の支援実績数1,291社(2020年11月9日現在)は日本一の実績、成功率99.6%、人事制度導入各社の業績向上に貢献している。
1956年福島生まれ。中央大学大学院中退。
主な著書
『社員が成長し業績が向上する人事制度(日本経営合理化協会)』『「即戦力」に頼る会社は必ずダメになる(幻冬舎)』『上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)』『新 経営者の誤解している15の常識(ENTOENTO)』『新 目からウロコの業績向上ノウハウ(ENTOENTO)』『成果主義人事制度をつくる(鳥影社)』『社長は君のどこを見て評価を決めているのか?(KADOKAWA/中経出版)』他9冊、著書累計販売数5万部。
セミナー風景
セミナー開催実績 |
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社員が成長し業績が向上する経営者のための人事・成長制度構築セミナー 同セミナーを2020年10月20日、9月18日、7月9日、5月20日(オンライン)、3月19日(仙台)、2月25日(東京)・26日(名古屋)、2019年12月3日(大阪)、11月26日(東京)にて開催 |
日経BPセミナー「中小企業1185社の人事制度を構築した講師が指導!会社と社員を強くする「松本式・賃金制度のつくり方」」 2019年10月3日~4日(東京)にて開催 |
継続的な業績向上を実現する経営者のための人事制度5大戦略セミナー 同セミナーを2019年9月27日(岡山)、9月10日(東京)、8月28日(名古屋)、6月5日(仙台)、5月16日(東京)、4月11日(岡山)、2月18日(名古屋)、2月5日(東京)にて開催 |
日本経営合理化協会セミナー「社員が成長し業績が向上する《人事制度》の作り方」 2019年5月22日(東京)にて開催 |
日経BPセミナー「会社も社員もぐんぐん伸びる!中小企業のための「評価・賃金制度のつくり方」」 2019年3月22日(東京)にて開催 |
働き方改革セミナー 2019年3月15日(東京)にて開催 |
日経BPセミナー「社員も業績もぐんぐん伸びる!“会社が成長する”人事制度のつくり方」 2018年11月1~2日(東京)にて開催 |
初任給見直しセミナー 2018年10月30日(東京)にて開催 |
緊急対策セミナー 2018年8月30日(東京)にて開催 |
日本経営合理化協会セミナー「全社員の戦闘力が格段に上がる《成長支援制度》の作り方」 2018年8月9・10日(大阪・東京)にて開催 |
今回のセミナーのお申込は簡単です。以下専用お申込みフォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。当日お会いできますことを楽しみにしております。